先日掲載した無線制御された光るバンドの話題ですが、今度は堀江由衣さんのライブでも無線制御された光り物を使った演出がありました。
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堀江由衣ライブの物販で発売されたのがこれ、通称「フリフラ」というらしいですよ。ちなみにお値段は2500円でした。
通常の多色対応ペンライトと大きく変わらない外見をしていますが、実際に8色対応の電池式ペンライトとして使うことができます。電池は単4を2本でした。
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電源を切ると使っていた色が最初に戻ったり、長さが29センチくらい(25センチ以上のものは禁止されるイベントも多い)だったり、スペック的にはちょっと足りないところもありますが、無線制御が搭載されていてこの値段に落とし込んであるのは流石かなと感じました。
こんな記事もありました。新ペンライトシステム 「FreFlow(フリフラ)」開発秘話 ソニー・ミュージックコミュニケーションズ 関口氏、ソニーエンジニアリング 海老原氏/新倉氏 インタビュー


長さ比較(上からフリフラ、キンブレ、エコブレSS)。
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光り物を制御するライブはどうなるのか気になっていたのですが、参加してみてなるほどでした。
堀江由衣さんのライブは全体のストーリーの中に曲や演出がある演劇のような感じになっています。なので客席全体のフリフラが違和感なく使われていたように感じました。
ただ曲ごとに色が変わるだけではなく、曲中や演劇の進行にあわせて色がグラデーションしたり点滅したりしていました(早い点滅の時はちょっと目に痛いくらいでしたが)。
無線での制御なので乱れたり遅延があったりするのでは?という気もしたのですが、ぜんぜんそんなことはなく割と上手に制御されていました。

今後は他のイベントでも採用されていきそうですが、「応援行為を運営側に制御される」ものなので、イベントによってはフリフラが合わないイベントもありそうです。
無線制御中は客側の意志で別の色に変えることができないので、複数人ユニットのライブや、ある程度なれたお客さんがメインのイベントなどでは難しいかもしれません。戸松遥ライブツアーでの七色みちしるべで発生した虹などは運営側制御では全く感動しなかっただろうな、とか。元来は応援行為としてお客さん側が光り物を振っていたのに、そのヒカリを制御されるのは違和感を感じるものなので、演出として好評だったからただフリフラを入れるだけであれば、ただ単に照明演出を変えるだけですむんじゃないかなぁと思います。

逆に初心者やライトユーザでも色の心配をしなくてすむので、そういう客層のイベントには向いてるかもしれません。ただ、どうせ演出として採用されるのであれば、物販などではなく入場者全員に配布する位の方がいいと思いました。周りがフリフラだらけになって自分だけ持っていないという状況になったら、半強制的にフリフラを使わざるを得なくなって……というのは避けて欲しいなと思います。そういう意味でも今回のライブの初日は6〜7割、2日目は7〜8割くらいの使用率だったのでこれ以上の揃いだと逆に気持ち悪くなるかなぁと感じました。



そうそう、ほっちゃんまじ天使だったわ。

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